中小企業は金メダルを目指せ
中小企業は金メダルを目指せ
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
男女のマラソン代表選手が発表されました。
毎回何かと話題になるオリンピックの選考ですが、今回はまずは妥当な結果と言えるのではないでしょうか。
さて、選考レースの結果だけを比較すると、女子が2レースで優勝しているのに対し、男子は優勝者ゼロ。
もちろん、レースコンディションの違いや選手層の厚さといった事情はあるにせよ、現時点では、どうしても、「女子の方がメダルが取れる可能性が高いのでは」と思ってしまいます。
これを会社経営に置き換えて考えてみると、ある商品やサービスでエンドユーザーから最終的に選ばれるのは1社だけ。
そして、その前の選考段階では、3社ぐらいに絞って比較検討されることが多いのではないでしょうか。
このため、売上を継続して上げるためには
常にメダル圏内に入っている必要がある
と言えます。
オリンピックの場合は4年に1回ですが、会社の場合は、毎月、毎日が勝負。
しかも、レースに参加するのは、個人事業主から社員数万人の大企業まで、その実力、実績も様々です。
そう考えると、経営資源の乏しい中小企業がまともに勝負するのは得策ではありません。
そして、確実にメダルを取るためには、
- 競技人口が少なく、選手層の薄い分野
- ごく少数の人しか知らない分野
- 研究があまり進んでいない分野
に狙いを定めた方が良いのです。
SMAPの歌では「ナンバー1よりも、オンリー1」です。
しかし、オンリー1の根拠である他社との違いを理解してもらうのは、なかなか難しいのも事実。
ビジネスの中では
オンリー1よりもナンバー1の方がより分かりやすい
のです。
分野を絞り込んだ上で、やはり目指すは金メダルではないかと考えています。
ところで、現在のFIFAランキングで見ると、
サッカー男子:33位
サッカー女子:3位
我々男子はなお一層奮起しないといけませんね(汗)。
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