年末年始で中小企業の経営者がまず最初に決めるべきものとは?
年末年始で中小企業の経営者がまず最初に決めるべきものとは?
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
弊社で業務改善のご依頼を受けた際、お話していることの一つに
12ヵ月カレンダーの作成
があります。
これは、各月にやることを
- ベース分~毎月定期的に発生するもの
- マンスリー分~年に数回、または数年に1回の割合で発生するもの
- 重点課題分~全社的な課題として取組むもの
の3種類に分けて、スケジューリングしていくものです。
これを作ることで、その月にやることと、忙しくても
なんとか時間を作ってやるべきことが明らかになってきます。
この12ヵ月カレンダーを作る際のポイントの一つが、
経営者や社員の年間休暇スケジュールを最初に決めておく
ことです。
年間の休暇予定を最初に決めることで、
社員が休んでも仕事が回る体制になっているのかが分かってきます。
そして、もし、仕事が回らない場合は、仕事のやり方や人材配置を含めて
再検討する必要があります。
中小企業の経営者の場合、「土日も休日も関係ない!」と考える
方もおられるかと思います。
けれども、まずは
「少なくともこの日は普段やっている仕事は一切やらない」
と、決めてみてはいかがでしょうか。
カリスマブロガーであるちきりんさんの最新本
「自分の時間を取り戻そう」のテーマはずばり生産性。
そして、その一節には
「休暇の予定を先に入れるのは、『休暇をとるため』ではなく、
『生産性を上げるため』なのです。」
とあり、
忙しくなる前に休暇の予定をたてる
ことを推奨しておられます。
仕事を見直す上で休暇から考えるというのは想像している以上に効果があります。
カレンダーで調べてみると、土曜日を休みとした場合、
2017年中に3連休以上になるのは全部で8回あります。
1月7日(土)~9日(月)
3月18日(土)~20日(月)
5月3日(水)~7日(日)
7月15日(土)~17日(月)
8月11日(金)~13日(日)
9月16日(土)~18日(月)
10月7日(土)~9日(月)
11月3日(金)~5日(日)
この連休を活かすもよし、また混雑を避けてこの連休を回避するもよし。
2017年の初めに
まずは1年間の休暇の予定を立てる
ことで、今年とは違った1年になるのではないでしょうか。
それでは良いお年をお迎え下さい。
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