事業計画書は型にはめる
事業計画書は型にはめる
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
前職のベンチャー企業の時「意外にお金がかかるなぁ~」
と思ったものの一つが金型です。
少量の汎用品であれば、秋葉原に行くと、たいてい手に入りました。
でも、特注品やある程度まとまった量の部品を作ってもらおうとすると、
「金型を作るのに300万円ほどかかります」と言われました。
もちろん、何千個、何万個と大量生産するのなら
金型の費用はそれほど気にはなりません。
けれども、あまりお金のない時期。
「この部品を100個だけ欲しい」という時に、いちいち「金型が」と言われると、
「なんとかならないのか」といつも思ったものです。
さて、「型にはめる」というと、「ワンパターンになる」というように
あまり良い意味では使われません。
一般的にはあまり肯定的な文脈の中では使われない「型にはめる」ですが、
何といってもその最大のメリットは再現性が高いということです。
そして、再現性が高いことは定期的に情報開示するための必要条件になります。
私がセミナーで事業計画書についてお話する際、いつも言っているのは、
事業計画書は3つの視点で考えるということです。
その3つの視点とは、
- 価格
- 数量
- 時間
です。
事業計画書は一度作ったら終わりというものではありません。
そして、一度作った事業計画書を
・定期的に見直す
・計画と差異があればその要因を分析する
・実績を踏まえて計画を修正する
ということを繰り返していくことで会社は当初立てた目標に少しずつ近づきます。
そのためにはやはり再現性が高いことがポイントです。
そして、再現性が高い事業計画書を作るための金型が3つの視点
- 価格
- 数量
- 時間
なのです。
前職の時、高いと感じた金型も、長く繰り返し使うという観点から考えると、
けっして割高ではなかったのかもしれないと今では思っています。
なお、価格、数量、時間については大事な視点なので、
詳細については別途書かせていただきます。
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