絞り込む際には代替策をチェックする
絞り込む際には代替策をチェックする
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
インターネット閲覧ソフト「インターネット・エクスプローラー(IE)」の脆弱性が話題になっています。
私は数年前からインターネットを使う際にはGoogle Chromeを使っているため、特段支障はありません。
けれども、たまに「このサイトはIEでしか見れません」というウェブサイトがあるので、その時だけはIEを使っています。
今回安全性の問題がいつ頃終息するのかは分かりませんが、「IEでしか見れません」というウェブサイトはそろそろ改善した方がいいかもしれませんね。
さて、中小企業の場合、経営資源が限られているので、あれやこれやと手を広げるのではなく、絞り込むことが大事です。
しかし、一方で
絞り込むことによるリスク
を認識しておく必要があります。
実際、前の勤務先も、売上の上がっている先が1社だけだったことが致命傷になりました。
インターネットの閲覧ソフトの場合はIEが使えなくても、Google ChromeやFirefoxといった代替策があります。
インターネットやシステムに詳しい人なら、「IEがダメならGoogle Chromeで」と簡単に切り替えができます。
でも、それほど慣れていない人の場合、まずは、「どの方法を使ったらいいの?」と迷います。
そして、仮に代替策が見つかっても「お気に入りの設定方法は?」
といったように、実際にスムーズに使えるまで時間がかかることもあるのです。
インターネット閲覧ソフトの場合は、変更するのに多少時間がかかっても会社の業績には支障が出ません。
けれども、販売先、仕入先、外注先といったように、業務の根幹に関わる対象先の場合は変更するにしても時間と手間がかかるのが普通です。
このため、絞り込む場合にも
- 代替策はあるのか
- 実際に代替策を使えるまでにどのくらいの時間と労力がかかるのか
を頭の片隅に置いておく必要があります。
GWでまとまった時間が取れる時、絞り込んでいる対象の代替策を探すというのもお薦めです。
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