持っているものをあえて捨てる
持っているものをあえて捨てる
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
自宅のある調布。
一番近い都心は新宿で特急に乗れば15分ちょっとで着きます。
次に近いのが渋谷。
明大前という駅で1回乗り換えますが、電車の接続がよければ、かかる時間は新宿とほとんど同じです。
そして、運賃はどちらも片道230円。
ただ、今までは新宿までの定期券を持っていたので、どこかへ出かける際には新宿経由が圧倒的でした。
けれども、8月末で定期券の期限が切れたのを機会に、少しずつ状況が変わりつつあります。
先日も溜池山王に出かける時、従来は調布→新宿→赤坂見附→溜池山王というルートを使っていたのですが、調布→明大前→渋谷→溜池山王というルートで外出したのです。
どちらも目的地までの乗り換えは2回。
しかし、乗り換えにかかる時間や乗り換えのスムーズさ等を勘案すると、調布→明大前→渋谷→溜池山王の方がやや便利な気がします。
結局、今までは調布-新宿という定期券があるという前提で、どうやって目的地に行くかというのを考えていました。
けれども、定期券がないという状態で改めて検討してみると、同じ目的地に行くにしてもより便利な方法がいろいろある
ということに気がついたのです。
「ゼロベースで考えろ」とよく言われますが、人間は持っているものにひっぱられる習性があります。
会社においても、様々な前提条件に縛られているので、「ゼロベースで考えろ」と言われても、持っているものをベースとして発想するのはどうしても仕方がないところです。
このような時、あえて持っているものを捨てるという選択肢もあります。
12月は大掃除の時期。
何を捨てるのかはとても大事です。
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