誰に何をどのように伝えるか
誰に何をどのように伝えるか
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「映画の製作会社と映画の予告編の制作会社は違う」
営業戦略プロデューサーの遠藤晃先生から以前教えていただきました。
映画が大ヒットにするには、もちろん映画自体が面白いことが前提になります。
しかし、「この映画面白そうだなぁ」と思ってもらうには、どんな映画なのかまず知ってもらう必要があります。
この時、大事な役割を果たすのが映画の予告編。
そして、その予告編は、映画を作った人とは別の人が別の切り口で、見た人の興味を引くよう作られているという訳です。
昨日はほぼ1日、飲食店向けのセミナーのコンテンツをブラッシュアップする打合せに参加してきました。
プレゼンしたのは私も入れて9組10人。
一人15~20分ぐらいで自分のセミナーの内容を説明し、その後参加者全員で意見交換するというスタイルです。
映画の予告編ではありませんが、どうやったらセミナーの内容に興味を持ってもらうかについていろいろと話し合いました。
私のコンテンツに対しても、「このタイトルだと飲食店の経営者には響かないかも」「一般向けに説明している部分をもっと飲食店に即した形で説明しては」というように、貴重なフィードバックをだくさんいただき、たいへん勉強になりました。
昨日の場合は、飲食店の経営者が対象なので
「誰に」伝えるか
が明確でした。
また、動画、人材教育、チラシ、POPなど
「何を」伝えるか
も実践に即した一流のものばかり。
けれども、やはり難しいのは
「どのように」伝えるか
いろいろな切り口があるだけに、最初にどうやって興味を持ってもらうか、興味を持ってくれた人にどのように話すか、については、すぐに正解は見つかりません。
そして、答を見つけるには自分一人であれこれ考えるのではなく、
- そのマーケットをよく分かっている人
や
- そのマーケットに関心が高い人
そして、
- そのマーケットで働いている人
と話した方がベターです。
私も昨日の打合せを踏まえて自分のコンテンツを更にブラシュアップしたいと思います。
ところで、予告編にひかれた訳ではありませんが、この週末は、三谷幸喜監督の話題作「清須会議」を見に行く予定です。
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