シミュレーション能力を高める
シミュレーション能力を高める
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
企画書を何回も書き直すのもいいけれど、会議で生まれた「種」を机上で考えるのではなく、まず形にする。
それによって、短所も長所も見えてくる。
「やる」ことから始める。
意外と出来そうで出来ない。
これは、自己啓発本やビジネス書からの引用ではありません。
人気放送作家の鈴木おさむさんが朝日新聞の「TVダイアリー」というコラムに書かれていた一節です。
最近視聴率競争ではテレビ朝日が好調と伝えられています。
鈴木さんはその理由として、シミュレーション能力の高さを挙げられています。
不況の影響
↓
予算の削減
↓
つくる番組にたくさんの制約ができた
↓
シミュレーションをたくさんする
↓
シミュレーション能力が飛躍的に上がった
という流れです。
飲食店の人気メニューベスト10を全部当てるまで、ひたすら食べ続けるという人気企画「帰れま10」も、何回かシミュレーションを重ねて生まれたそうです。
一般の中小企業に比べると、テレビ朝日は大企業です。
しかし、制約がある中で良い結果を出さなければならないという点では同じです。
昨日は、今月一緒にセミナーをやらせていただいた遠藤祐二先生とセミナーの反省会を実施しました。
セミナーも、あれこれ考えるよりも、実際に1回でもやってみると、
・思ったより上手くいったこと
・いろいろと改善すべき点
・次回チャレンジしたい事項
が必ず見つかります。
制約がある中では、問題点を一回で全部解決するのは不可能です。
しかし、
いろいろと試して創意工夫を重ねることで、シミュレーション能力を高めることは可能
です。
思考派の私は、事前に考えすぎてなかなか行動できないたちなので、シミュレーション能力の向上に努めたいと思います。
ちなみに、冒頭でご紹介した鈴木おさむさんのコラムの締めは
「まず、やろう!!」
でした。
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