資金繰りと痔の共通点
資金繰りと痔の共通点
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「きれいになりましたね。まあ、いいでしょう。」
先月ようやく先生からOKが出ました。あしかけ8ヵ月、ようやく痔が治りました。
症状が悪化したのは去年の7月。
その前からちょっと違和感があったのですが、「まあ大丈夫だろう」としばらくほっておいたのです。
しかし、だんだん痛くなってきてそのうちに座るのも苦痛になってきました。
最悪だったのが、7月20~22日の三日間。
20日は3ヵ月間通っていた講座の最終日。
仕事を終えて、18時から参加した講座、その後深夜まで続いた打ち上げの間、ズキン、ズキンと痛みが続きます。
本当は翌朝、病院に行きたかったのですが、以前から決まっていた和歌山への出張があり、朝から予定が詰まっていました。
和歌山まで新幹線と在来線を乗り継いで約半日。
鉄道好きの私も車窓を楽しむ余裕がまったくありません。
駅の売店で買った軟膏を塗りましたが、さほど効果もなく、打合せの間も数字と格闘しつつ、自分の中では痛みとの格闘が続きます。
食事を終えてホテルに戻ったのが20時頃。
それまでは、座らず横になれば痛みは治まっていたのに、どんな姿勢になろうが、痛くてしょうがない状態に・・・。
私の場合、寝つきが悪いということはないのですが、その日に限ってはなかなか眠れませんでした。
出張を終えた翌23日。
朝一番に近所の病院に駆け込んだところ、先生から、「これはひどいね~。どうしてもっと早く来なかったの!」とこっぴどく怒られました。
私がなぜこんな恥ずかしい話をしたかと言うと、
資金繰りと痔には共通点がある
からです。
痔は場所が場所だけに、どうしても発見が遅れがちです。
お医者さんによると、表面に出てきた時はだいぶ悪化した状態で、その前に身体の中に小さなコブのようなものができているのだそうです。
でも、これはお尻の穴の定期健診でもしない限りなかなか発見できません。
また、仮に症状が出てきたとしてもやはり病院に行くのは気後れします。
私の場合も「もうこれ以上は我慢できない」という状況になるまで病院に行きませんでした。
そして、痔は根本的なところを改善しない限りまた再発する危険性があるという特徴もあります。
私の場合は、長時間座っての仕事が多い→お尻がうっ血しやすい→痔になりやすいと指摘されました。
一方の資金繰りの問題も
- 表面化した時は遅い
- 恥ずかしくて人に相談しづらい
- 根本的な問題を解決する必要あり
という点では同じです。
また、悪くなってから治療するのは大きな痛みを伴います。
七転八倒の苦しみを避けるためにも、資金繰りには早め早めの対策が肝心です。
ところで、お尻の痛みは飲み薬と座薬のお陰で1ヵ月ほどで治まりました。
しかし、痛みが治まった後も病院には1ヵ月に1度通っていたのですが、なかなか先生からはOKが出ませんでした。
きちんと治すまでには時間がかかるという点も共通しているようです。
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