依存しすぎると足元をすくわれる
依存しすぎると足元をすくわれる
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。
残念ながら侍ジャパンは準決勝で敗退していました。
イチローを始め、大リーガーが出ないので、「3連覇は難しいのでは?」と前評判は必ずしも高くなかった今回の日本チーム。
しかし、予選リーグで、アメリカ、キューバ、韓国といった強国が敗退し、オランダ、プエルトリコ、ドミニカ共和国という決勝トーナメントに残った顔ぶれを見て、「これなら3連覇も可能かも」と思っていた人も多いのではないでしょうか。
実は私のその一人です。
予選リーグは一度負けてもまだ次へ進める可能性がありますが、決勝トーナメントは負ければ即終了。
「勝敗は時の運」と言われますが、一発勝負の面白いところでもあり、怖いところでもありますね。
さて、侍ジャパンのメンバーに「これなら3連覇も可能かも」という油断があったかどうかは分かりません。
けれども、ビジネスにおいても、なんとなく「これなら行けそうかも」と思っていた矢先に、思わぬところで足元をすくわれるということがあります。
- ほぼOKが出ていた銀行からの融資がダメになった
- ライバル会社が大幅に値下げしてきた
- 取引先から突然発注をキャンセルされた
など、足元をすくわれる事象は様々です。
でも、少し掘り下げて見てみると
- メイン銀行からの借入に依存していた
- 自社の技術の高さに依存していた
- 収入源を1社に依存していた
など、依存していたことが足元をすくわれる原因だったりします。
WBCの決勝リーグに残った顔ぶれを見ても分かるとおり、世界は多様化しており、世界中が競合相手になっている時代。
昨日まで依存していたものが今日からはあてにならない
ということを踏まえて、日々の仕事に臨みたいと思います。
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