顧客至上主義の盲点
顧客至上主義の盲点
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
今年最初に読み終えた本は「もう終わっている会社」
ベンチャー・キャピタリストの古我知史さんが書かれた本ですが、刺激的な題名に引かれて思わず買ってしまいました。
古我さんが日本企業をダメにした原因としてあげているが、
1.選択と集中
2.中期事業計画
3.顧客至上主義
の3つ。
このニセモノの三種の神器を捨てて、本気で会社改革に取組まない限り会社は終わってしまうという訳です。
3つそれぞれに「なるほど!」と思われることがたくさんありましたが、中でも私が一番印象に残っているのが、顧客至上主義の項目。
「常連客というのは、顧客側がただ常連でいたいだけであって、必ずしも提供者に満足し続けているわけではない」
という指摘は、
「あの会社の売上が伸び悩んでいる原因はこれか!」
とピンと来ました。
内容が深いわりには、とても分かりやすい文章で書かれています。
この三連休にお薦めに一冊です。⇒「もう終わっている会社」
それでは皆様良い週末を。
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