言葉は一人歩きする
言葉は一人歩きする
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「あれって、もしかして岩井ちゃん?」
テレビを見た友人から早速メールがありました。
実は2週間ほど前、家内が調布駅前でテレビ朝日の街頭インタビューを受けました。
そして、先日。
夕方のJチャンネルというニュース番組でその様子が放送されたのです。
本人はその放送を見ていなかったのですが、放送当日に、友人2人から早速メールが届き、一昨日はマンションの管理人さんから「やっぱり岩井さんだったのね」と言われたそうです。
インタビューで聞かれたのは節電に関すること。
「節電ってたいへんですよね?」というような質問がいくつかあったとのこと。
その時何をしゃべったのかはっきりとは覚えていないらしいのですが、友人のメールによると、「(節電について)もうやることはない」という主旨の発言をしていたとか。
当日の放送を見ていないので、どういう場面でどんなふうに、その言葉が使われたのかは分かりません。
ただ、本人は「自分はそんな傲慢なことは言っていない」とかなりご立腹です(笑)。
さて、ニュースなどで政治家の失言や暴言が時々話題になりますが、
言葉は一度発せられると一人歩きする
ので、注意が必要です。
会社でも、経営者の「売上を2,000万円あげろ!」という指示が一人歩きして、
「赤字でもなんでもいいから売上をあげろ!」
↓
「どんな手段を使ってもいいから売上をあげろ!」
↓
「架空でもいいから売上をあげろ!」
と、どんどんエスカレートしてしまう危険性があります。
6月29日に開催する
「営業出身の経営者のための資金繰り対策セミナー」
の中では、
- その指示は会社にとって正しいでしょうか?
についてもお話したいと思います。
経営者の真意が社員に上手く伝わらないのはよくあること。
会社の資金繰り改善につなげるための一工夫について事例をいくつかご紹介する予定です。
実は、私も今から30数年前一度だけテレビに出たことがあります。
大阪の田舎から東京へ引っ越してきてすぐの頃、転校した小学校にテレビ取材が来たのです。
「さすが、東京の学校は違うなあ」という印象を子供心に持ったことは今でも鮮明に覚えています。
ただし、NHKの教育テレビだったこと以外、内容は忘却の彼方です。
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