資金繰りと時間
資金繰りと時間
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「学力に限りなし、時間に限りあり」
今朝、通勤電車の中で見かけた大手予備校・河合塾のキャッチフレーズです。
明日から12月ですが、大学入試のセンター試験まで今日を入れて残り45日。受験シーズンもいよいよ本格化し、受験生も残り時間との勝負になります。
今まで勉強してきたことを最後の追い込みでどこまで伸ばせるか。
本人にとっても、家族にとってもなんとなく落ち着かない季節ですね。
会社においては、一応決算日はあるものの、それはあくまで便宜上の区切り。
事業を続けている以上、新しい年度になったから、月が変わったから、と言って状況が劇的に変化する訳ではありません。
しかし、資金繰りが回らなくなると、状況が大きく変化してしまいます。
「苦節10年でようやく日の目を見た!」
「長年の苦労が実って商品が爆発的にヒットした!」
というように、
「時間」をかけてようやく成功した事例もたくさんあります。
一方で、
「ビジネスモデルは素晴らしいのに・・・」
「もう少し営業力があれば・・・」
というように、
会社としての実力は充分に備えているのに、その実力を発揮するまでに「時間」がかかり、途中で事業が頓挫してしまうケースも枚挙にいとまがありません。
それぞれの会社、また、その経営者や従業員の実力は本来限りがないはずです。
しかし、短期間で実力を発揮できる会社もあれば、業種や取扱うサービス内容によっては、実力を発揮して成果を上げるまでに、ある程度時間がかかる場合も少なくありません。
受験生の場合は、時間⇔試験日ですが、
会社の場合は、時間⇔資金繰り
そこで、次回以降、限りある「時間」の観点からいろいろと考えてみたいと思います。
★下記のフォームにお名前とメールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。