生計の道を講ずる
生計の道を講ずる
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
御大家康公がなくなり、NHKの大河ドラマ「江」もいよいよ次回が最終回。
どこにでも顔を出す江姫にはつっこみどころ満載でしたが(笑)、12月からは3年越しの大作「坂の上の雲」の完結編が始まります。
日露戦争を描いた司馬遼太郎さんの長編小説が原作ですが、その一節に以下のような文章があります。
「人は生計の道を講ずることにまず思案すべきである。一家を養い得てはじめて一郷と国家のためにつくす」
これは主人公の一人、秋山好古の終生変わらなかった思想だとか。
この一節だけ読むと妙な誤解を受けるかもしれませんが、小説を読まれた方、もしくはドラマをご覧になった方であれば、秋山好古が自身は質素な暮らしを続けながら、いかに公けのために貢献したかはご理解いただけるのではないでしょうか。
会社という法人においても、まず思案すべきは、生計の道を講ずること。
収支トントンで半人前、収入が支出を上回って初めて一人前と言えるのかもしれません。
震災の影響
原発の不安
円高の長期化
欧州の経済危機 etc.
心配な要素をあげ出したら枚挙にいとまがありませんが、
まずはシンプルに
どうやったら儲かるのか
を1社、1社が真剣に考え、実行することが大切です。
ところで、小説「坂の上の雲」ではバルチック艦隊を破った日本海海戦と並んで、激戦の続いた旅順攻略に多くのページを割いています。
それまで神聖化されていた乃木将軍に対する見方を大きく変えたとも言われる203高地をめぐる攻防の記述。
ドラマではどのように描かれるのかを楽しみにしています。
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Tag: 生計の道 坂の上の雲 どうやったら儲かるか