資金繰りの予測と週間天気予報
資金繰りの予測と週間天気予報
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先週末は運動会が開催されたところも多かったようですね。
1週間ほど前の週間天気予報では、東京は土曜日は雨マークが出ていました。
けれども、その後気圧の配置も変わり、天気予報も徐々に修正。
当日はやや雲が多かったものの、雨の心配は要らない天気でした。
先週は朝から音楽が鳴り響いていた小学校も今日は振替休日なのか、ひっそりとしています。
このように、週間天気予報というのはけっこう外れたりします。
風の向きや、低気圧、高気圧の動き、などさまざまなデータと過去の経験値をもとに予報を出すのでしょうが、天気は気まぐれ。
明日の天気はある程度高い確率で当てられても、1週間分の天気となると、特に後半になればなるほど、ブレが大きくなります。
これを資金繰りに当てはめてみると、
- 1ヵ月後の預金残高はほぼ正確に予想が立つ
けれども、
- 3ヵ月後、6ヵ月後の預金残高を正しく予想することは容易ではない
ということになります。
毎月の固定費はある程度予想が立っても、売上高、仕入原価、税金などは毎月見込金額が変わります。
また、売上高自体の金額が変わらなくても、「来月末に入金予定の300万円が取引先の都合で1ヵ月ずれ込みそうだ」という時は、当然預金残高の見込もぶれてきます。
「資金繰りをきっちり把握しましょう!」というのは、口で言うのは簡単です。
しかし、実際に継続して実行するのはけっしてやさしいことではありません。
そこで、少なくとも
- 入力作業
- 集計作業
- 修正作業
がより簡単なツールを使った方が会社の業務効率化につながります。
多くの会社では、資金繰り表を作成される際に、エクセルなどの
表計算ソフトを使われています。
もちろん、月間の取引件数がせいぜい20件ぐらいであれば、エクセルでの資金繰り管理でもまったく問題ありません。
けれども、取引先の数や毎月の支払件数がだんだん増えてくると、上手く資金繰り表を作成しないと、集計作業や数字の修正でかなりの時間が取られたりします。
そこで、そのような会社にお薦めしているのが、
資金繰り表作成ソフト「銀行さん」
です。
弊社では、資金繰り表の作成段階で多大な時間と労力を費やされている中小企業が多いという現状を踏まえ、「資金繰り表を作成する際に何か良いツールはないでしょうか?」というご質問に対しては、この「銀行さん」をお薦めしています。
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