経理、財務、総務は会社の三脚
経理、財務、総務は会社の三脚
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
昨日は知人の方からお誘いいただき、動画撮影の勉強会に行ってきました。
講師の先生は「ニュースステーション」等の製作にも関わっておられるプロデューサーと報道ディレクターの方の2名。
事前に拝見していた略歴からは、エリート然としたバリバリの講師という姿を勝手に想像していたのですが、お二人ともとっても気さくな感じ。
初心者である私にも大変分かりやすく、かつ丁寧に教えてくれました。
近所の公園と部屋の中で、実際に動画を撮影し、パン、フレームイン・フレームアウト、肩越しの撮影などの基本的な撮影方法を学びました。
その際、私が今まで全く軽視していたにも関わらず、すごく大切だったのが、
三脚
の存在でした。
今回の勉強会参加に当たり、持ってくるように言われていたのが、
- デジタルビデオカメラ
- 三脚
- パソコン
ビデオカメラと三脚は3ヵ月ほど前に購入したばかり。
ビデオカメラについては、事前にお薦めの機種を教えてもらい、その中の一つを買いました。
その時、「どうせ必要だから」と三脚も一緒に買ったのですが、最安値に近いものを適当に選んでいたのです。
昨日教えてもらった撮影の基本は
- ポジショニング(位置)
- アングル(高さ、方向)
- サイズ(大きさ)
そして、撮影する際に何度も繰り返し言われたのが、「フレームの水平・垂直を確認!」ということ。
つまり、動画を見る人からすると、フレームが斜めになっていたりすると、「なんとなく気持ち悪い」と感じるため、まずそれをなくすことが重要というご指摘です。
そして、これらの基本の部分をきっちり決める決め手が「三脚」でした。
私の持っている三脚でも、それなりに位置取りを決め、アングルを変えることができます。
しかし、フレームの水平・垂直を意識しだすと、微妙な調整ができません。
また、人が歩いているシーンなど動きのある場面を撮影しようとすると、画面が想像以上に動いてしまいました。
勉強会の最後に、講師の先生が言われたことは、
「ビデオカメラは年々良いものが出ており、誰でも簡単に動画を撮れるようになっています」
「一方、三脚は一度買ったらそれほど壊れるものでもないので、多少高くても、それなりに良いものを買われることをお薦めします」
技術の進歩で、機械の苦手な私でも「REC」ボタンを押せば、ある程度のレベルの動画は撮影することができる時代になりました。
しかし、より良いものを撮影しようとして、基本となるアングルやフレームを決めようとする際、ビデオカメラを支える三脚の存在がクローズアップされてきたという訳です。
私は今まで三脚など単にビデオカメラを固定するための道具としてしか考えていなかったのですが、プロからすると、三脚は撮影の基本を固める必須アイテムだったのです。
地味だけど、基本を支える大事な存在である三脚。
会社で言えば、経理、財務、総務といった管理部門の仕事がそれにあたるのかもしれませんね。
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