お金持ちは意外とケチだと言われる理由
お金持ちは意外とケチだと言われる理由
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
8月に入り、お盆休みに故郷に帰る、家族で旅行に行くといった計画を立てておられる方も多いかと思います。
夏はお金を貯めるというよりは、お金を使う季節という感じでしょうか。
ちなみに私はこんなことにお金を使っています(笑)。
それはさておき、会社でお金を使う際には
「いま手元に1,000万円あれば、新しい機械を購入できるのに」
とか
「あと500万円あれば、商品を製造・出荷できるのに」
といったように、お金があったら、〇〇すると考えることが多いのではないでしょうか。
そして、本当に必要な場合には銀行から借入する、投資家から出資してもらうというような形で資金調達します。
一方で、手元にある程度まとまったお金があった時はどうでしょうか。
先のケースで言えば、1,000万円で新しい機械を買う、500万円で原材料を仕入れるといった行動に出るかと思います。
けれども、その機械を導入することで、商品の付加価値はどのくらい上がるのでしょうか。
また、500万円の原価で作った商品で、粗利はいくらぐらい出るのでしょうか。
誰しも手元にお金がある時は、「まぁ、これぐらいならいいかぁ」と考えがちです。
お金がない時はいろいろと知恵を絞り、工夫を重ねる人でも、いざお金が貯まってくると、ついつい太っ腹になってしまうのは致し方のないところです。
それゆえ、ある程度まとまったお金を使う際には
手元にお金がなくても、本当にこれにお金を使うだろうか?
と、一瞬だけ立ち止まってみましょう。
もちろん、必要なところに必要なお金を使うことは会社の成長にとって不可欠です。
また、いくら事前に精査を重ねても、当初想定していた通りの効果や利益が出ないことはあります。
けれども、お金の残高が多いがゆえに、無駄なところにお金を使ってしまうケースは少なくありません。
よく「お金持ちは意外とケチだ」と言われます。
これは、お金持ちが
お金の残高に関わらず、同じ基準でお金を使う
ことに起因しています。
つまり、たとえ充分に払えるだけのお金を持っていたとしても、自分の価値基準に合わないものにはびた一文お金を使わないのです。
そして、自分の価値基準に沿って使ったお金は、たとえ無駄になったとしても、自分の心の奥で納得している分、後からいくらでも取り返しがつきます。
お金の残高ではなく、自分の価値基準に基づいてお金を使う。
手元にお金がなくても、本当にこれにお金を使うだろうか?
と自問自答してみることで、自分自身の深掘りができます。
ちなみに、先の動画の中に出てくる「スイーツプラン」は運賃込みで1人4,000円。
乗り鉄でない人も充分に楽しめます!?
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Tag: お金持ち ケチ 価値基準 コアコンセプト 資金調達