在庫管理で悔しい思いをしました
在庫管理で悔しい思いをしました
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
弊社はコンサルティングとコーチングが主な業務なので、基本的に
在庫
がありません。
しかし、備品消耗品について言えば、在庫を持っています。
今ではコンビニが24時間開いているので、たいがいのものは在庫を持たなくてもなんとかなります。
けれども、仕事関連で言えば、プリンターのインクはなくなった時に困ります。
このため、カラープリンターのインクタンクを「新しいものに取り換えた時、必ずその分を1個補充する」というルールを決めて運用していました。
そして、先日もそのルールに従って、新しいインクを買ってきたところ、翌日プリンターの黒色だけが出なくなってしまいました。
ノズルのつまりをチェックしたり、ヘッダーをクリーニングしたり、といろいろやってみましたが、やはり黒色だけが出ません。
そこで、コールセンターに電話したところ、「新しいものに買い替えていただくしかありません」というご回答。
使っている機種は旧型であるため、今だと修理はできないとのこと。
やむなくビックカメラに新しいプリンターを買いに行きました。
まださらのインクが残っているため、できればそのインクが使えるプリンターを買いたいと思っていたのですが、店員さん曰く、「今売っている機種ですと、お手元のインクはお使いになれません」
インクも日々進化しており、インクタンクの形状もかなり変わっているのだとか。
結局、新しいプリンターに買い替えたのを機にインクも一新。
手元にあったインクの在庫は無駄になってしまいました。
在庫が無駄になったと言っても、金額的には10,000円もしません。
でも、自分としてはかなり悔しいです!
在庫管理で言えば、「平均月商の2ヵ月分を持つ」とか、「なくなった分はすぐに補充して常に100個の在庫を持つ」といったルールを決めている会社は多いかと思います。
けれども、
いったん決めたルールはなかなか見直さない
のではないでしょうか。
しかし、状況によっては
一度決めた在庫管理のルールを順守しているだけでは、無駄が出る
恐れがあります。
先ほどのプリンターの件で言えば、
プリンターが買ってから年数が経つ
↓
プリンターが壊れる可能性が高まる
↓
プリンターに適合したインクが無駄になる
ということになります。
このため、買ってから数年経ったプリンターの場合、
壊れて使えなくなる自体を想定してインクの在庫を持つ
ことが必要になるのです。
私の場合、あまり考えずにいつも通り補完用のインクを買った直後にプリンターが壊れてしまったので、
在庫ルールを見直す
必要性が身に染みました。
これは金額が大きいか、小さいかが問題ではありません。
決めた通りにやっていて問題が起きるのであれば、その決め事を柔軟に変える。
在庫は目を離すと膨らむ傾向にあるので、注意しましょう。
ちなみに、今回プリンターを買い換えた時に、一緒に予備のインクも1セットだけ買いました。
でも、買ったのはお徳用ではなく、標準容量タイプ。
これは「羮に懲りて膾を吹く」事例かもしれません(苦笑)。
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