業務プロセス改善途中
業務プロセス改善途中
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
4月から約3ヵ月間にわたって、私はあるビジネス実践会に参加していました。
脳科学の要素も取り入れてビジネスモデルを構築していくという内容だったのですが、学んだ内容の一つに
お客様の課題毎に市場を細分化する
ということがありました。
実は新しく弊社が始めた
においては、内容が本質的な部分にあたるので、サービスの対象がかなり広いです。
基本的には経営者や既に起業されている個人事業主を対象としています。
しかし、先日お申込みいただいたお客様はまさにこれから起業しようと検討しておられる方でした。
また、あるクライアントさんには業務プロセス改善のご相談を受けた際、ご自身の価値基準を最初にハッキリさせた方が良いと判断したので、私からは「個別の業務プロセスを変える前にコアコンセプトを発掘された方が早いですよ」というご提案をさせていただきました。
当然のことですが、これから起業する人と既に100人以上の社員がいる会社の経営者とでは直面している課題は異なります。
これから起業する人は、
- どの分野でどんな仕事をするか
- 独立してもお客さんは集まるのか
- お金はどのくらいかかるのか
といったことが気になります。
一方、10年以上会社を経営している人であれば
- もっと効率よく利益を確保できないか
- 社員をどうやって教育するか
- 新しい収益の柱を何にするのか
といったことが頭の中にあります。
また、ある程度ご年配の経営者であれば、
- 自分の後継者を誰にするか
という事業承継のことがご心配かもしれません。
このように、お客様の課題は多種多様。
このため、各課題毎に
「会社設立をお手伝いします!」
「社員教育をサポートします!」
「事業承継のことなら我が社にご相談下さい!」
といった見せ方をすれば分かりやすいです。
しかし、各課題の奥底にアプローチする場合、下手すると、何でも屋に見えてしまいます。
このため、お客様の目の前の課題に答えつつ、課題の奥に眠っている本質的な部分に気づいてもらうのはけっして簡単なことではありません。
このため、コアコンセプト・マーケティングでは効率はあまりよくないのですが、
個別に集客
↓
体感セミナーにご参加いただく
↓
コアコンセプトの大切さを分かってもらう
↓
(個別のお試しセッション)
↓
正式にお申込み
という手順を踏んでいます。
実は今月開催した第2回目の体感セミナーは、ご参加者は最終的には1名でした。
お金をかけて広告を出した割には参加者が少なかったので、集客としては上手くいかなかったと言えます。
けれども、幸か不幸かお一人だったので、体感セミナーの中で個別のお試しセッションに近いことも実施でき、結果的にご参加者の満足度も高まりました。
そして、セミナー終了後に早速お申込みいただいたのです。
これを踏まえると、現在定員4名で募集している体感セミナーも、もう少し定員を減らし、代わりに開催回数を増やす方が良いかもしれません。
業務の効率化を考える時、1回で4人集めるのと、1人ずつ集めて4回実施するのとでは集客や設営の手間ひまを考えると、前者の方が効率的です。
しかし、商品特性によっては、1人ずつを4回実施した方がかえって効率が良いということもあります。
今はまだ「この商品はどうやったら売れるのか」の段階なので、業務の効率化までには至っていません。
また、お客様の目の前の課題に答えつつ、汎用性の広いものを理解していただく方法も試行錯誤中です。
ただ、二兎を追わないと一兎も得られないというアドバイスを下さる方もおられるので、なんとかPDCAサイクルを回して二兎を追いたいと思います。
ある程度新サービスの売上が安定してきたら、このブログでもどういう業務プロセスになったのかをご紹介させていただきます。
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