資金繰り表とダイエット成功法
資金繰り表とダイエット成功法
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
最近お腹周りが気になりだし、ダイエットを決意したAさんとBさん。
Aさん:「めちゃくちゃ痩せたい!」
Bさん:「60キロになりたい!」
と言っている場合、どちらがダイエットに成功するでしょうか。
答は、
Bさん
です。
「めちゃくちゃ」という言葉はあいまい。
これに対して、明確に「60キロ」という理想を掲げた方が成功に近づきやすいのです。
経営コンサルタントの柳生雄寛先生から教わった「成功の7ステップ」の第一は
明確な理想
です。
さて、資金繰り表。
資金繰り表は「めちゃくちゃ儲けたい!」というあいまいな状態では作れません。
「今期は売上高を1億円の大台にのせる!」
「利益1,000万円を目指す!」
という明確な理想がない限り、けっして資金繰り表は作れないのです。
資金繰り表は、お金が足りない、お金に困っているというイメージと結びついているため、明確な理想と言ってもピンとこないかもしれません。
けれども、資金不足でピンチの時に3,000万円を銀行から借りるというのも、
- 数字で具体的な目標が示されている
- 銀行から借りることで事業を続けていける
という観点からすれば、やはり明確な理想を掲げています。
つまり、
資金繰り表は数字で未来のお金の状況を示す
ものであるので、成功の7プロセスの第1ステップをクリアしているのです。
「資金繰り表を作れない」というケースの場合、資金繰り表の作成というスキルを知らないという要因の他に、理想の状態があいまいであるという要因があります。
スキルについては、知っているか、知らないかだけなので解決するのは簡単です。
しかし、明確な理想を掲げられるかどうかについては、会社の数字を把握することが前提となるため、少し時間がかかります。
資金繰り表は1日してはならず
です。
次回は
成功の7プロセスの第2ステップ
を検証します。
ところで、最近同世代の人と会うと話題になるのが、腹周り。
体重はそれほど変わっていなくても、「近頃、ちょっとお腹周りが」と腹をさするケースが少なくありません。
この場合は、体重ではなく「ウェスト82センチ!」を明確な理想として掲げた方がよさそうです
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