業務提携の波及効果
業務提携の波及効果
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
1,000万円の投資をしたい。
けれども、手元には500万円しかない。
こんな時には、500万円を頑張って貯めるというのもありますが、500万円を借りるという選択肢もあります。
もし、1,000万円を投資するのが、利益率20%のプロジェクトであれば、年間の利益は200万円です。
つまり、5年で投資したお金を全額回収できる計算になります。
また、借入の条件を仮に
借入利息:5%
借入期間:5年
返済方法:期限一括返済
とすると、借入先に払うお金は
元金=500万円
利息=500万円×5%×5年=125万円
の合計である
625万円
です。
この場合、税金の支払等を除けば、5年後借入金を返済した後では
375万円=1,000万円-625万円
だけ、手元のお金が増えるという計算になります。
この時、もともと手元にあった自己資金500万円の観点に立って考えると、他社のお金500万円を借入することで、
・自己資金の2倍の投資ができた
・年間200万円の利益が出た
・5年後に375万円お金が増えた
ので、資金効率が良いことからレバレッジが効くという言い方をしたりします。
さて、弊社の業務提携プロジェクトの一つである
他社の力を借りて成果を出すという点では、レバレッジが効くと言えます。
そして、前回4月にセミナーを開催した後、ご参加いただいた方から
・セミナー講師の依頼があった
・「プロジェクトを一緒に推進しましょう」というオファーをいただいた
といったように、ありがたいことにいろいろな波及効果が出ています。
まさに「1+1=4」という感じです!
世の中のニーズが多様化する中、1社でできることには自ずと限界があります。
けれども、業務提携を行うことで解決できる問題がたくさんあるのも事実です。
ぜひ、日頃いろいろな会社と会う際にも、「この先とは何か業務提携できないか?」という観点で、考えてみましょう。
ところで、レバレッジというのは「てこ」のこと。
くぎ抜きも「てこの原理」を応用した道具ですが、最近はあまり見かけない気がします。
まあ、もともと日曜大工などはほとんどやったことはないのですが。
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