事業投資を続ける3つの秘訣
事業投資を続ける3つの秘訣
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
乱高下の続いた先週の株式市場。
長期金利の上昇や中国の景気減速懸念など株価が下がった要因は様々です。
しかし、1日のうちに株価が大きく動く要因として上げられているのが、ヘッジファンドなどが行うシステムを使った高速売買です。
例えば、
・長期金利が0.1%上昇したら株を売る
・株価が500円を超えたら売り
といったプログラムが予め組まれているため、株価が動く時には変動幅がより大きくなったと言われています。
一方で、ニュース等ではあまり取り上げられていませんが、今年から株の信用取引のルールが変わり、同じ担保を使って1日に何度も売買できるようになったことも、株価の変動幅が大きくなった要因の一つです。
某証券会社の人の話によると、1日に合計10億円を超える売買を行った個人投資家もいたとのこと。
もうこうなると、完全にマネーゲームの世界ですね。
世の中には、昨年来の株価上昇を受けて、「これからは株式投資の時代だ!」「この相場に乗り遅れるな!」といったような本や記事をたくさん目にします。
もちろん、株式投資をやるのは自由です。
けれども、市場の猛者たちがうごめく
マーケットで勝ち続けるのは至難の技です。
株式投資をやるには
- 市場の仕組みをよく理解すること
- 自分としての投資基準を決めること
- 損失を自分の資金繰りに影響の出ない範囲に留めておくこと
が必要です。
そして、これは事業でお金を使う場合でも同じです。
自社が取扱う商品の場合、その市場がどうなっているのかについてはよく理解されていることと思います。
しかし、
- いくらまでなら投資できるのか
- 投資に失敗しても資金繰りに影響はないか
については、日頃から資金繰りをきちんと把握することが前提条件となります。
一連の株式相場の中で、ある個人投資家は、同じ銘柄で6回損切りを続けた後で7回目で儲けたそうです。
経営者も、方向性が正しい時はたとえ失敗が続いてもやり続ける気構えが必要ですが、お金が続かないとやり続けられないのが現実です。
事業投資を継続するためには、まずは
資金繰りの把握
です。
ところで、私の場合、数年前に買った株式が塩漬け状態です。
先ほど久しぶりに金額を確認したら、全体では75,280円の評価損!
某銀行の株価が未だに足をひっぱっています(苦笑)。
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