費用対効果の発想で小学生に勝つ
費用対効果の発想で小学生に勝つ
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「1,000万円で1,000人の会員を集めろ!」
と言われたら、あなたならどうされるでしょうか?
「先着順1,000名様に、もれなく1万円の現金プレゼント!」で、目標は確実に達成できたはず。
これって、小学生でも考えつくようなレベルの発想だとプロデューサーのおちまさとさんは言っておられます。
「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」で、放送作家デビューされ、数多くのヒット番組の企画から企業のブランディングまで、幅広いご活躍をされているおちまさとさん。
の一節です。
この本の中で繰り返し出てくるキーワードが
費用対効果
1,000万円で1,000人だと必ずしも費用対効果は高くありません。
しかし、多くの会社では、人、モノ、時間に莫大なコストをかけたのに500人しか集められていないという指摘。
耳が痛いです。
実は、事業計画を立てる上で大切な考え方が、この
費用対効果
です。
1,000万円という投資が高いか、安いかというのは、1,000万円という金額の絶対額で評価すべきものではなく、1,000万円という投資がどれだけの収益に結びつくかという観点から評価されるべきものです。
けれども、1,000万円投資したら、3,000万円になるのか、1億円になるのかは、銀行員や投資家にはなかなか理解してもらえません。
このため、
「こんなに広告にお金をかけても大丈夫?」
「工場への設備投資はもっと減らした方がいいんじゃないの?」
という指摘を受けるのです。
この時、「いやいや、実は・・・」と、
費用対効果に基づいた説明をきちんとできるかどうか
が、資金調達が成功するかしないかの鍵を握っています。
本屋でたまたま見つけて、面白うそうだなあと思って即買いした
840円の費用対効果は大です(笑)。
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