事業計画のウソを見抜く
事業計画のウソを見抜く
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
昨晩は、警察の元警部という異色の肩書きを持つ森透匡さんが講師をされる「ビジネスで役立つウソの見抜き方」というセミナーに参加しました。
森さんは主に知能・経済・政治犯罪を担当する刑事を20年経験。
昨年独立され、現在は自らの経験を活かし、経営者やビジネスマン向けに講演活動を行っておられます。
ウソをつく人は、なんとかウソがばれないように「綱渡り」をしているので、よく観察すると、
・ふらつく
・後戻りする
・説得する
といった特徴があるそうです。
たまに逆ギレする人がいますが、逆ギレ→人を驚かす→説得にかかるというプロセスの一環だとか。
豊富な事例を踏まえたセミナーはとっても面白かったです。
ところで、私は会社の事業計画についてお話を聞く機会が多いのですが、
事業計画のウソをどうやって見抜くか
というのが得意です。
事業計画の場合、あくまで未来のことなので、「今期は売上を3億円にします!」「借入金は5年で返済します!!」と言っても、厳密にはウソではありません。
しかし、よくお話をお聞きすると、「どうやったってその数字は無理でしょう」とか、「本当にお金を返す気があるのかなあ・・・」と思うことが少なくありません。
来月4月6日に開催する
で、お話する内容の一つが、
銀行交渉をスムーズに行う3Sとは?
です。
銀行交渉は犯罪捜査の取調べとは違いますが、矛盾をついてくる点は銀行員も刑事も同じです。
また、真犯人でなければ、受け答えも堂々としているように、銀行との交渉においても、自信を持って堂々と対応すれば、信頼感が増すのも一緒です。
そのための、ちょっとした工夫を元刑事ならぬ元銀行員が解説します。
ところで、昨日のセミナーで刑事の雑談として森さんからお話いただいたことの一つが、「取調べの際、本当にかつ丼が出るのか?」
任意同行で朝から取調べを受けている際、お昼頃になって、「お腹も減ったでしょうから」とてんやもんを取ることは実際あるとのこと。
けれども、そのお昼代は被疑者の自腹だそうです(笑)。
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