商圏分析と事業計画
商圏分析と事業計画
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
事務所近くにある飲食店。
2年前はインド料理店。
1年前はオムライス屋。
そして、今は東京チカラめしが入っています。
けれども、最近お店の前を通ったら、なんだか閉店する雰囲気が・・・。
1年前まであったオムライス屋さんはオムライス好きの私でも、「ちょっと勘弁して」という感じだったので、撤退もやむなしです。
けれども、その前のインド料理店はそこそこ人が入っていたし、今はあちらこちらに店舗展開して勢いのあるチェーン店。
どうも場所的に鬼門なのでしょうか。
さて、私も仕事で、「飲食店をやりたいので、事業計画 の作り方を教えてほしい」というご相談をよく受けます。
その時、私が必ず質問するのは「その場所で大丈夫ですか?」
事務所のある高田馬場は学生の街。
飲食店も値段が安く、ボリュームも多めが好まれます。
また、昼間は人通りも多く、お店も比較的にぎやかです。
けれども、夜になると・・・。
このように飲食店など地域密着型のビジネスの場合、必要な収益を上げられるだけのお客さんがその地域にいるかという商圏分析をきちんと行う必要があります。
以前資金繰りの相談に来られた会社の場合、「素人目で見てもそこはお客さんが少ないでしょう」とい う場所にお店がありました。
この場合、どうしても売上を大きく増やすという点で限界がありました。
お店の力を最大限に発揮するにはまず商圏をきちんと分析し、商圏にあった店作りや広告を行うことは基本中の基本。
しかしながら、一方で、「ここなら大丈夫そうだ」「この場所が気に入った!」というヤマ勘を頼りに出店されている経営者も少なくありません。
飲食店や美容室、サロン、小売業など地域密着型のビジネスをやっている、または、これからやろうとしている経営者の方には商圏分析は必須項目です。
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