期末の目標管理の盲点
期末の目標管理の盲点
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
3月決算の会社では、今が期末の追い込み時期。
会社の場合、1年毎に成績を評価されます。
3月31日に計上された売上金500万円は今期の成績として評価されます。
けれども、1日ずれて、4月1日に計上される売上金500万円は、今期の成績にはなりません。
一方で、資金繰りの観点から見た場合、
3月31日に計上されるけれど、入金されるのは5月31日となる売上金500万円
と
4月1日に計上で即日入金される売上金500万円
どちらが有利かは明らかですね。
ちょっと考えれば、小学生でも分かることですが、立派な大人が必死になって1日の違いにこだわり、かえって会社の資金繰りを苦しくしていることは実際には少なくありません。
会社の成績は「会計」という物差しで評価されることが多いのは事実。
しかし、物差しは物差しであって、あくまで道具の一つです。
道具は使いようであってあまり「会計」にしばられすぎると、かえって経営判断を誤ります。
目標や計画を立てることは大切です。
しかし、
目標や計画の立て方を間違えると、みんなが一所懸命に頑張っているのに会社がちっとも良くならない
ということがあるのです。
4月6日に開催するセミナー
「20年ビジネスを続けるための事業計画と業務提携契約セミナー」
で、私がお話するのは第一部の「即実践!今日から使える事業計画」です。
計画を作る
↓
目標に向けてみんなで頑張る
↓
自然と業績も資金繰りも改善する
となる事業計画の作り方のポイントを分かりやすく解説します。
「毎年事業計画は作るけれど、3ヵ月も経つと、ほとんどの社員は作ったことなど忘れてしまっている」
「前年実績の数字を適当にいじってお茶をにごしている」
「銀行が納得するような事業計画を作りたいのだが・・・」
といったお悩みをお持ちの経営者の方にはぴったりの内容です。
春は出会いと別れの季節。
使えない事業計画とはサヨナラしましょう。
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