社員が元暴走族でも売上が6.7倍になった秘訣
社員が元暴走族でも売上が6.7倍になった秘訣
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
・販売する地域は小金井市近辺のみ
・値下げはしない
・面倒な作業はシステムを使って簡素化
・本の対象者は社長向けのみ
22年前に売上高7億円だった会社を現在47億円までに伸ばされている株式会社武蔵野の小山昇社長の講演を聞く機会がありました。
株式会社武蔵野さんのご本業はダスキンの代理店。
しかし、今や年商47億円のうち、25億円を経営コンサル部門で稼いでおられます。
「絶対に会社を潰さない」など多数の本を出版されているので、本屋や新聞等で小山社長の名前を目にされた方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、本の広告も日経新聞にしか出さないと徹底されています。
実績に裏付けされたお話はいろいろと気づきが多かったのですが、一番印象に残っているのは、
社内での言葉の統一
に関することです。
社長→部長→課長→社員と指示を出していくうちに伝言ゲームではありませんが、ニュアンスが微妙に違ってきます。
すると、会社全体としては方向性がバラバラという事態にもなりかねません。
そこで、株式会社武蔵野さんでは社内向けの経営指導本を駆使して
- 何を売るか
- いくらで売るか
- どこに売るか
- どうやって売るか
を徹底的に意思統一を図っておられるそうです。
しかも、社内でその経営指導本と社長の指定本以外の本を読んでいたらクビだとか(汗)。
私も社員の方にお話をお伺いしている際、
「社長の考え方が社員にはきちんと伝わっていないなぁ~」
と感じる時がときどきあります。
社長の側からすると「ウチの社員は・・・」と言うことになるのでしょうが、社員が元暴走族上がりでも長年増収増益を達成している会社の事例に接すると、やはり経営者の考え方ややり方次第で会社を成長させることは可能ということを改めて実感した次第です。
もちろん、そのためには、徹底してやりぬくことが必須条件ですね。
ところで、私は広告等のイメージから、小山社長は理路整然と話をされる紳士然とした方だと、勝手に想像していました。
しかし、直接お会いすると、迫力満点の中小企業の親父さんという感じでした(笑)。
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