経営者の姿勢は言葉使いにも反映する
経営者の姿勢は言葉使いにも反映する
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
「焼きめしにしますか、それとも天津飯にしますか?」
昨日、関西空港の中でランチを食べた時、セットのご飯ものをどちらにするかを聞かれました。
関西出身の私としては、焼きめしというのはちょっと懐かしい響き。
東京では、炒飯(チャーハン)というのが一般的で、焼きめしとはあまり耳にしない気がします。
以前、あるIT系のベンチャー企業の経営者が
「今はデスバレーの状態で・・・」
と言っておられました。
要は、単に資金繰りに窮している状況だったのですが、デスバレー(死の谷)という言葉を使うことで、「自分たちはすごい事業をやろうとしているが、単にお金が足りないだけ」というニュアンスがどことなく伝わってきました。
外資系企業で働いていたその経営者はプレゼンがお得意。
分かりやすい説明には定評があったのですが、残念なことに資金繰り対策はいつも後手後手。
そして、その会社は実質的に倒産し、経営者も行方知れずに・・・。
言葉の使い方一つで、経営者の姿勢が垣間見えるもの。
きちんと現実に向き合って他者にも伝えているかどうか
あいまいな言葉でごまかさずにしっかりと伝えることが大切ですね。
ところで、昨日の焼きめし。
言葉の響きは良かったものの、残念ながら、味は今一つでした(笑)。
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