便利なサービスの落とし穴には要注意|キャッシュフロー経営実践講座

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便利なサービスの落とし穴には要注意

便利なサービスの落とし穴には要注意

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

便利なサービスの落とし穴には要注意

メインで使っていたクレジットカードは2017年4月が更新の期限。

今月初めに有効期限が5年後の新しいカードが届いたのですが、
昨日になって毎月の支払をクレジットカードで決済している
サービスの運営会社から「お支払いに関するお知らせ」のメールが届きました。


内容を読むと
「クレジットカードの有効期限が満了している(または近づいている)場合、
 クレジットカードの利用限度額を超過した場合などにより
 カード会社から決済を受けられないことがあります。」
とあり、
「お支払処理を行うことができませんでした」
という連絡でした。


一昨日クレジットカードの利用代金を支払ったばかりであり、
また、利用しているサービスの代金も少額なので、
利用限度額を超過していることはありません。

おそらくは、クレジットカードの有効期限が近づいていることが原因
と思われます。

そこで、早速そのサービス会社のウェブサイトにアクセスし、
支払方法のところで新しいカードの情報を登録し直しました。


最近はインターネット経由でサービスを利用することが増えたこともあり、
以前よりもクレジットカードで決済することが多くなりました。

口座振替用紙を提出する手間もなく、カード番号や有効期限を入力するだけで、
毎月の定期的な支払もできるのでたいへん便利です。


しかし、その結果カードが更新時期になると、いろいろと手続することが
かえって増えました


まずは電子マネーの移行。

駅近くにある専用の機械で旧カードから新カードへ残高を移しました。


私はオートチャージの機能を利用しており、電子マネー残高が
1,000円未満になった時に、駅の改札口等にタッチすると、
自動的に3,000円チャージされるよう設定しています。


そして、このオートチャージ機能。

私のカードの場合は、新カードになっても自動的にその機能が
引継ぎされる設定になっていました。

しかし、家内がちょっと前に更新したクレジットカードの場合、
オートチャージ機能は新カードにそのままでは引継ぎされませんでした。
このため、駅の窓口で個別に手続きする必要がありました。


また、先のお知らせを受けて
「せっかくだからこの際、支払方法の更新手続をやってしまおう」
と思って、いくつかのサービスの支払方法を変更しようとしました。

すると、ある会社はウェブサイトでスムーズに手続できたものの、
某携帯会社の場合は、同じカード番号で有効期限だけ新しいものを
登録しようと思っても、エラーメッセージが出てできませんでした。

そこで、仕方なく、その会社のコールセンターに電話したところ、
「3月末の時点で新しい有効期限に自動更新されています」
とのことでした(苦笑)。


今回の一連の動きを通して分かったことは便利なクレジットカードでも

更新手続の際に旧カードから新カードへ引継がれる機能はそのカードによること

そして、

クレジットカード決済を利用しているサービス会社の対応も
有効期限到来前に支払処理ができなくものもあれば
自動的に新しい有効期限に更新して対応するところもある

ということです。


今までは新しいカードが来たら、旧カードにハサミを入れて破棄して終了でした。

しかし、先の電子マネーの移行に関して言えば、移行が終了するまで、
旧カードをそのままにしておかないと機械では手続できなかったりします。


まさに、入口は簡単だが、出口はかなり複雑です。


カードの更新は3~5年に1回なので、毎年のように起こるプロセスではありません。

けれども、それゆえについうっかり手続するのを忘れて
利用しているサービスが一時的に止められてしまうということだって起こりえます。


昨今、便利なネット通販の普及のために物流のパンクが話題になっているように、

便利なサービスには一面でどこかにしわ寄せがくる

ということを今回感じました。


部分最適ではなく、全体最適が大事。

業務プロセスを見直す際には

効率化を追求するあまり、どこかにしわ寄せがいっていないか

ぜひ目を配っていただければと思います。


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