キャッシュフローと脳科学の関連性|キャッシュフロー経営実践講座

キャッシュフロー経営実践講座

キャッシュフローと脳科学の関連性

キャッシュフローと脳科学の関連性

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

キャッシュフロー経営と脳の特性

「コンピューターは人間の脳を参考にして作っています」

先日脳科学に詳しい知人と話をしている時、そんなことを教えてもらいました。


頭が混乱している状態とはコンピューターの配線がこんがらがって
オーバーヒートを起こしているような状況とのこと。

そんな時は配線をきちんと整理して
電流がスムーズに流れるようにすることがポイント。


思いつく情報を書き出して分類することで頭がスキッリした気になるのは
コンピューターが正常に作動して瞬時に計算の答えを出せるのと同じ構造なんだとか。


思わず「なるほど!」と私も頭がスッキリしました(笑)。


キャッシュフローで言えば、一番不安な状態は

今月はいくらの入金があって、いくらの支払があるのかが分からない

という時です。


月末に足りないのが、100万円なのか、300万円なのかハッキリしないと
頭はモヤモヤのままです。

これが、不足するのが100万円だと明確に分かれば、

  • お金を借りる
  • 来月分の売掛金を前倒してもらう
  • 月末の支払の一部を少し先延ばしすることを交渉する

といった具体的な対策がいろいろと出てきます。


また、この商品を1個売ると、粗利として儲かるのが
5,000円なのか、10,000円なのかがあいまいでは
あと何個売れば一息つけるのかを数字としてつかめません。


現状を正しく把握できれば、少なくとも
何ができて、何ができないのかが分かります。

すると、漠然とした不安はなくなって
今できることは何なのかが浮かび上がってきます。


もちろん、今できることが分かっても
目の前の問題がすぐに消えてなくなる訳ではありません。

けれども、少なくとも何が問題なのかがよく分からず
不安が不安を呼ぶ状態よりは大きな前進です。


あなたが日頃経営している中で、頭が混乱してスッキリしない課題は何でしょうか?

頭がオーバーヒートを起こし、モヤモヤしている時は
人に話をすることで整理されて取組むべき課題が具体的に見えてきます


脳科学的にもそれは正しいことが裏付けされたので、
今後はそんな取組みも始めていきたいと思います。


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