銀行交渉にイチローは不向き?|キャッシュフロー経営実践講座

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銀行交渉にイチローは不向き?

銀行交渉にイチローは不向き?

銀行がお金を貸すために知りたいのは、「結局、数字としてはどうなるのですか?」という点。回りくどい言い回しは禁物です。

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

銀行交渉にイチローは不向き?

「自分のことで誇らしく思うことはないけれど、他人のことで誇らしく思うことがたまにある。その一番上にくる出来事かもしれない」

以前、同僚の川崎選手がメジャーに昇格した際に最大の賛辞を贈ったイチロー選手の言葉です。単純に「いいね!」と言わないところが、いかにもイチローらしいですね。


ところで、私がビジネスが上手くいったクライアントさんに対し、「自分のことで・・・」と言ったら、そのクライアントさんは「岩井さん、あんた何を言いたいの?」と契約を打ち切られてしまう
かもしれません(汗)。

先の言葉はイチローだからこそOKなのであって、やはり相手先や状況によってどのような表現を使うかは変えていかなければなりません。


資金調達の際、銀行員に対して

  • 会社の概況
  • 今後の見通し

を説明する時もちょっと工夫が必要です。


えてして、経営者は、「ウチの技術はココがすごい!」、「これは当社だけのサービスです!」という点を強調しがち。

もちろん、自社の特徴や強みを銀行に理解してもらうことは大切です。しかし、それだけでは力不足。

銀行がお金を貸すために知りたいのは、「結局、数字としてはどうなるのですか?」という点です。


したがって、

「500万円の商品Aを30個、200万円の商品Bを50個、50万円の商品Cを100個、売る予定なので、今期は3億円の売上を見込んでいます。」

というように数字の根拠を明確にして説明できるかどうかがポイントです。

この点、回りくどい言い回しは禁物です。


さて、あと134本でピート・ローズの通算安打数に日米通算で並ぶイチロー。

今シーズンは何本のヒットを見込んでいるのでしょうか。

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Tag: 数字の根拠 今後の見通し イチロー

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