部分最適でなく、全体最適で3/1,000社を目指せ!
部分最適でなく、全体最適で3/1,000社を目指せ!
長く会社経営を続けていくために必要な経営の手腕とは、いろいろな変化を敏感に感じながら、会社全体がバランスよく回るかを常に調整していく力です。
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先日ある会合で、日本最古の会社である金剛組(578年設立)を傘下に持つ会社の役員の方とお話する機会がありました。
日本では金剛組を始めとして創業100年以上の会社が世界的に見ても多い長寿企業国です。
一方で、インターネットで調べると
設立20年続く会社は0.3%
という数字が出てくるように、会社を続けていくというのはけっして簡単なことではありません。
高度成長の時代は経済全体が伸びているので、それほど経営手腕の差が問題になりませんでした。
しかし、今は低成長の時代。時にはマイナス成長だってあります。
パイの奪い合いも激しいため、普通に経営しているだけでは、気がつくと資金が底をついていたという事態だってありえます。
このため、今は経営手腕の差が如実に出る時代です。
では、経営者は何をしたらよいのでしょうか?
- 売上を上げる
- マーケティングに力を入れる
- 不必要なコストを削減する
- 一所懸命働く
- お客様の信頼を得る
- 社員を育てる
- ビジョンを掲げる ・・・・・
いろんな人がいろんなことを言っています。どれもがそれぞれ正しいと思います。
でも、どれか一つだけやってもダメですし、優先する二つか三つだけ実行しても効果は薄いです。
長く事業を続けていくためには、部分的に良くてもダメで、全体が良くならないとダメです。
つまり、求められるのは、部分最適ではなく、全体最適です。
いかに立派なビジョンを掲げても、売上が低迷してはダメです。
また、どんなに高い売上を上げていても、社員が疲弊しているようではいつかそのしっぺ返しが来るのは、最近の某外食チェーンを見ていてもよく分かります。
だから、長く会社経営を続けていくために必要な経営の手腕とは
いろいろな変化を敏感に感じながら、どうやったら会社全体がバランスよく回るかを常に調整していく力
であると私は考えています。
ある経営者は会社を成長させるために、最初は売上高を重視していました。
でも、売上が伸びても赤字になる状況になったので、粗利重視に変更しました。
そのうち粗利を減らさない販売促進費などの経費が増えて伸び悩みました。
そこで、今は売上高から変動費を引いた限界利益を重視して経営されています。
そして、「超キャッシュフロー経営」では一人でも多くの方に、「自ら主体的に会社をコントロールする経営者になっていただきたい」という思いで活動を続けています。
とは言え、「具体的にはどんなことをすればよいのか?」という質問をよくいただきます。
そこで、今回
「超キャッシュフロー経営」実現のための100の実践チェックリスト
~お金に感化されない経営で、3/1,000社を目指せ!
を作成しました。
★「超キャッシュフロー経営」実践のための100の実践チェックリストの詳細は「こちら」です。
ところで、今日は21回目の結婚記念日。
会社は設立してまだ8年ですが、家庭設立20年はクリアしております(笑)。
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