小さな情報を見逃さない
小さな情報を見逃さない
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
前回、大雪の影響が物流の影響にも及ぶという話をしたのですが、今回の大雪、山梨県を中心に想像以上の被害が出ていることが分かりました。
私もFacebookへの知人の投稿等によって「山梨県では記録的な大雪だ」というのはなんとなく知っていました。
けれども、テレビやニュースの報道では東京の積雪状況等が中心だったので、これほど陸の孤島の状態になっているとは週末時点では思っていなかったのです。
ここ2、3日は新聞やテレビ等でも大きく報道されるようになったので、被害の状況を認識できるようになりました。
一部では、オリンピック放送とのからみで災害報道が二の次になったという指摘もあります。
いずれにせよ、情報の流れという観点で注意しなければならないのは、まず、
小さな情報を見逃さない
ということです。
今回の大雪の状況、新聞、テレビなどマスメディアが大きく取り上げる前の時点で、FacebookやTwitterといったソーシャルメディアでは、単発的ではあってもいろいろと情報が出ていたと言えます。
つまり、私の場合
小さな情報はいくつか出ていたが、大きな情報になっていなかったので、事の重大性に気づいていなかった
のです。
会社においても、大きな情報が表面化する前に小さな情報がいくつか発生している時があります。
小さな情報の時点で、問題解決していればすぐに対応できたのに、大きな情報が出るまで認識していないと問題解決に多大な労力がかかるということも少なくありません。
しかし、日々の業務が忙しいとついつい小さな情報は見逃しがちです。
そして、小さな情報を見逃さないためには、常にアンテナを張っておくことが必要です。
そこで、次回は
情報に関するアンテナの張り方
について考えてみたいと思います。
3年前の東日本大震災の時、私は電車の運行再開の最新情報をTwitterで知りました。
私などはまだまだ新聞やテレビなどのマスメディアを見て育った世代。
このため、新聞等が取り上げていないと「えっ、そうだったの!」ということが、かなりあります。
しかし、今や一般の人がいろいろなメディアを使って最新情報を瞬時に発信できる時代。
情報感度を磨くためには情報のアンテナを向ける向きを大きく変える必要がありそうです。
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