使うお金はどれくらいで元がとれるか|キャッシュフロー経営実践講座

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使うお金はどれくらいで元がとれるか

使うお金はどれくらいで元がとれるか

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

使うお金はどれくらいで元がとれるか

ちょっと所用があって日曜日から京都、大阪に行っていました。

昨日の午前中には用事も終わったので、午後から半日京都観光へ。

どこへ行くとも決めていなかったのですが、取急ぎ、市バス専用一日乗車券カードを買いました。


関西の方はよくご存知かもしれませんが、京都市内は、烏丸通、河原町通といった縦の道路と三条、四条といった横の道路をいろいろな系統のバスが縦横無尽に走っています。

かなり複雑なので、観光客など初めての方にはちょっと分かりづらいかもしれません。

実際、私も「ちょっと面倒くさそう」と思っていたので、今まではほとんどバスを利用していませんでした。


その市バス一日乗車券、値段は500円です。

一定の地域内では、1区間だけ乗っても終点まで乗っても220円。

このため、3回乗車すれば元がとれる計算になります。


私も京都駅を出発し、最初は三つ目の七条大宮で下車。

ランチを食べた後、久しぶりに金閣寺へ。

路線図を見ると、比較的近かったので、その後は龍安寺へ。

この時点でバスに3回乗ったので、220円×3回=660円>500円となり、元はとれました。


ところで、会社経営においても

使うお金はどれくらいで元がとれるか

というのは大事な視点です。


市バスの一日乗車券であれば小学生でもすぐに計算できます。

一方、

  • 300万円で仕入れた商品を何個売れば採算があうのか
  • 1,000万円かけた新型の機械はいつペイするのか

というのは、いろいろな要因が重なるだけに簡単には計算できません。


けれども、資金繰りを上手く回している経営者は、

使うお金はどれくらいで元がとれるか

をいつも意識されています。

  • 元がとれるまでに100個売ればよいのか、10,000個売らなければならないのか
  • 投資額を回収するために3ヵ月かかるのか、3年かかるのか

によって事業戦略も大きく変わってきます。


たとえ、少額であっても

使うお金はどれくらいで元がとれるか

を日頃から意識していただければと思います。


昨日は結局5回市バスに乗りました。

もし、その都度ごとお金を払っていたら、220円×5回=1,100円

「倍返し!」には成功しました(笑)。


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Tag: 元をとる ペイする 投資額の回収

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