事業計画は会社の未来を数字で表した仮説である|キャッシュフロー経営実践講座

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事業計画は会社の未来を数字で表した仮説である

事業計画は会社の未来を数字で表した仮説である

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

事業計画は会社の未来を数字で表した仮説である

「過去のデータで未来のことが分かりますか?」

最近気になっているCMです。


イー・モバイルの月額料金3,880円について、「3,880円という値段はどういったデータからはじき出されたのか?」という質問に対して、永ちゃんこと矢沢総理が冒頭のフレーズで切り返します。


銀行に事業計画を提出すると、

数字はどういう根拠に基づいて出したのか?

というのは必ず質問されます


例えば、「今期は売上高1億円を見込んでいます!」という時。

「前期は9,000万円までいったのでなんとか頑張って今期は・・・」ではやや説明不足です。

去年と今年では取り巻く経済環境も違います。

また、競合他社との競争もあるため、単純に前期比1割アップの数字では未来を語っていることにはなりません。


私は事業計画

会社の過去と現在をふまえた上で、会社の未来を数字で表した仮説

であると定義しています。

当然のことながら、過去のデータだけではダメです。

また、絵空事で未来を語っても信じてもらえないことはあなたもよくご存知の通りです。


この過去と現在と未来のバランスをどうとるのかが魅力的な事業計画になっているかの鍵になっています。

次回は、このあたりをもう少し掘り下げてお話します。


ところで、銀行員はどちらと言えば、保守的な人が多いので、決算書など過去のデータを重視する傾向にあります。

決算書の中味についてしつこく聞かれて、「過去のデータで未来のことが分かりますか?」と永ちゃんばりに切り返すとかえって逆効果です。

銀行交渉の際にはくれぐれもご留意下さい。


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Tag: 事業計画 銀行交渉 仮説

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