業務改善は簡単に諦めない意識から
業務改善は簡単に諦めない意識から
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
今日は3月31日。
月末であり、年度末であり、3月決算の会社にとっては期末ですね。
そして、先月から始まったプレミアムフライデーでもあります。
多くの人にとっては、「こんな年度末の忙しい時に、残業なしなんて無理」「ましてや早帰りなんてもってのほかだ」と感じておられるかもしれませんね。
プレミアムフライデー自体は政府が決めたことです。
このため、「毎月の最終金曜日を早帰り日にするなんて、現場の実態をよく分かっていない」という声もチラホラ聞こえます。
特に今回のように月末や期末と重なる場合、「普段よりも忙しくなるので、仕事が早く終わらなくて当然だ」という捉え方があるのも事実です。
しかし、一方で、「忙しいと思われる日に早く仕事を終えてこそ働き方改革につながる」という考え方もできます。
最初から「そんなことは無理」と捉えてしまうと、そこで思考は停止します。
すると、そこからは工夫も知恵も生まれません。
けれども、「なんとかならないか?」という視点に立つと、改善すべきポイントが見えてきます。
営業の場合、期末ギリギリまで数字を追いかけることがあります。
目標達成に向けて、数字にこだわり、最後まで諦めないことはとても大切です。
一方で、なぜゴールぎりぎりまで数字を追いかけなければならないかと言えば
- 準備不足のために結果が出るまでに時間がかかっている
- かなり高い目標のために相当無理をしないと達成できない
- 上司の指示がコロコロ変わるために現場が混乱している
など、なんらの原因があります。
また、期末の締めで数字を締めるのに時間がかかるという場合、
- いろいろな業務がすべて後寄せになっている
- 営業と経理との意思疎通が上手くいっていない
- 数字を吸い上げるプロセスが複雑で面倒くさい
というケースが大半です。
某漫画のセリフではありませんが、
諦めたらそこで試合終了
です。
せっかくのプレミアムフライデー。
もし早帰りが難しければ、今やっている仕事で改善すべき点を毎月1個見つけましょう。
毎月一つ改善できれば、年間で12個改善できます。
そして、それは最初から諦めて何もしないよりは大きな進歩です。
千里の道も一歩から。歩みを止めずに前に進みましょう。
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