結論を出す前のプロセスを大切にする
結論を出す前のプロセスを大切にする
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
二者択一の場合、自らの主張を通すために極端な物言いが飛び交う傾向にあります。
先にイギリスではEU離脱問題で国民が二分されました。
離脱に投票した人の中には、後になって後悔している人もいます。
これは、双方が本質的な議論を回避し、身近な事象を
ことさら大きく取り上げることに焦点を当てた事例かもしれません。
日本でも先の参議院選挙の結果を受けて改憲に関する議論が本格化しそうな感じです。
議論すること自体は良いことなのですが、
改憲派・護憲派とも相手の言うことにあまり耳を傾けず、
声高な主張を繰り返すばかりなのが気になるところです。
会社経営においても、経営者が決断する際には
- この事業を始めるか、始めないか
- この商品を買うか、買わないか
- このサービスを止めるか、続けるか
と最後は二者択一の選択になります。
でも、それはそれまでにいろいろな角度から実践と議論を重ねた上でのことです。
最初から「結論ありき」で考えていると、大事な問題を見逃してしまいます。
先日お話をお伺いした大学の先生によると、人間の脳は省エネモードが好きとのこと。
脳はさぼり癖があると言うのか、簡単に答えを出したい
というように働く傾向があります。
つまり、
この事業を実施するにあたっての課題は何か
をあれこれ考えるよりは、
これはあの有名企業に任せているから大丈夫
という方を選びがちということです。
だからこそブランド品が売れるということにもつながる訳です。
しかし、今や大手企業のブランドだからと言って簡単には信用できない状況です。
意識していないと人はついつい詰めが甘くなります。
今までの常識がそのままでは通用しない時代、
相手の価値基準を理解した上で、自らの価値基準に沿って行動する
ことがより一層求められています。
なお、自らの本質的な価値観にアプローチする
は、単なる自分探しではなく、
「自分だからこそできる」ビジネスとは何か
を見つけるためのものです。
より効果を高めるために、来月以降は
「シンソウ(深層&真相)価値観にアプローチしてビジネスを3倍速にする方法」
として、各回1名様のセッション方式にリニューアルしました。
従来の120分の体感セミナーを進化させ
30分:コアコンセプトの概要説明
90分:コアコンセプトを見つけるための体験コーチング
で、お一人お一人にカスタマイズした内容にしました。
他人の意見や他社の動向を惑わされずに、
自分のビジネスをどんどん加速化させたい経営者は
ぜひ一度体感セッションをご活用下さい。
★コアコンセプト・マーケティングの概要については「こちら」をご覧下さい。
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