目標は柔軟に変える
目標は柔軟に変える
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
先週末、富士山が世界遺産になりました。
国際記念物遺跡会議(イコモス)が登録を勧告した時点でほぼ内定していたとは言え、正式に決まって関係者もほっと一息というところではないでしょうか。
当初は世界自然遺産への登録を目指していた富士山。
しかし、ゴミの問題もあって、世界自然遺産への登録は諦め、世界文化遺産への登録に方向転換しました。
いわば、「目標」の変更です。
一方、富士山を世界遺産に登録する「目的」は
富士山の豊かな文化や自然環境、美しい景観を守り、人類共通の財産として後世に引き継ぐために
です。
(「富士山世界文化遺産登録推進両県合同会議」のホームページ参照)
本音は「観光客を増やしたい」ということかもしれませんが、いずれにせよ、「目標」を柔軟に切り替えたことが今回の世界遺産登録につながった要因の一つです。
会社経営で成功されている人を見ていると、共通する点があります。
それは、「目標」をどんどん変えているということです。
もちろん、次から次へと新しいものをつまみ食いしては、なかなか上手くいっていない経営者もおられて区別は難しいのですが、成功している方は次から次へと「目標」を変えている人が多いというのが私の実感です。
また、ずっと同じことをやっておられて、表面的には何も変わっていないように見える方もおられます。
しかし、よくお話をお聞きすると、より高い次元の「目標」に変えていることが少なくありません。
もちろん、「目的」がぶれていないというのが前提ですが、
「目標」は柔軟に変える
のが、長くビジネスを続けていくためには必要です。
★下記のフォームにお名前とメールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。