固定資産の維持コストを確保する
固定資産の維持コストを確保する
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
今日は朝から1日研修です。
私はCIA(公認内部監査人)という資格を持っていますが、この資格を継続して使うためには継続的専門能力開発制度というのがあって、毎年40単位を取得しなければなりません。
単位を取得するにはいろいろな方法がありますが、手っ取り早いのが、協会が主催する研修会に参加すること。
今日の研修会では8単位もらえます。
私もいくつか資格を持っていますが、維持するのに一番お金と時間がかかる資格です。
ところで、会社においても
事業を続けていくためにかかる維持コスト
があります。
その典型的なものが、店舗や工場といった固定資産の維持コスト
です。
固定資産は年々老朽化していくので、毎年きちんとメンテナンスする必要があります。
たまに、「減価償却費の範囲で維持コストを捻出する」といった経営者もおられます。
けれども、多くの場合、法定耐用年数>実際に使用できる年数です。
例えば、飲食店の場合、
3年に1回はお店をリニューアルしないと来店客数が減ってしまう
ということがあります。
つまり、
減価償却費+αの維持コストを毎年確保する必要がある
ということ。
言い換えると、
利益の中から固定資産の維持コストに回せる金額を毎年別建てで管理する
ことが大切になってきます。
この点を見落としていると、いざ設備投資をするという時に大幅にお金が足りないという状況になりかねません。
事業計画を立てる時にも忘れずにいたいポイントの一つです。
ちなみに、CIAの資格を研修だけで維持するには、年間約12万円かかります。
★下記のフォームにお名前とメールアドレスをご登録いただければ、最新発行分より「超キャッシュフロー経営通信」【UCF】をお送りさせていただきます。ぜひご登録下さい。