資金繰りの分水嶺を見つける
資金繰りの分水嶺を見つける
会社の資金繰りにおいても、分水嶺があります。ある地点までは、資金繰りがマイナスで厳しいけれど、ある地点を超えると資金繰りがプラスになってお金が回るようになるという分かれ目の地点です。
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
私の趣味は鉄道旅行。
鉄道ファンにもいろいろありますが、私の場合はいわゆる乗り鉄です。
列車に乗って外の景色を見るのが最高の楽しみです!
やはり、海沿いを走る路線がお気に入りですが、山中を走る山岳路線の魅力もなかなかです。
山岳路線の場合、特徴的なことが、川に沿って線路が作られていることが多いということ。
岐阜と富山を結ぶ高山本線もそんな路線の一つです。
沿線には観光地として有名な下呂温泉や飛騨高山があり、車窓からは飛騨川や神通川の渓谷美を堪能することができます。
地図を見るとよく分かるのですが、高山本線は太平洋側と日本側を横断しています。
日本を横断する路線に乗る時、私はどこで川の流れが変わるのかをついつい注目してしまいます。
つまり、分水嶺はどこかです。
高山本線で岐阜から富山に向かう時、川の流れは最初進行方向に向かって逆行しています。
下呂温泉を過ぎ、飛騨高山への玄関口である高山駅の手前ぐらいになると、川の流れが変わります。
そして、富山県に入ると、列車の進行方向と川の流れが同じで、日本海に向かっているのを実感できます。
高山本線に乗車される機会がありましたら、ぜひ川の流れに注目してみて下さい。
ところで、会社の資金繰りにおいても
分水嶺
があります。
ある地点までは、資金繰りがマイナスで厳しいけれど、ある地点を超えると資金繰りがプラスになってお金が回るようになるという分かれ目の地点です。
6月29日に開催する「営業出身の経営者のための資金繰り対策セミナー」の中では、この資金繰りの分水嶺の見つけ方についてもお話したいと思います。
ところで、山岳路線で高山本線のように電化されていない路線の場合、列車の音に注目していると、分水嶺が分かることがあります。
つまり、ディーゼルエンジンの音をよく聞いていると、分水嶺まではエンジン全開で上るので音がでかいけれど、分水嶺をすぎると下りになるので音が小さくなるのです。
この点、資金繰りの分水嶺をすぎると会社の資金繰りもラクになるのとどことなく似ている気もします。
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