記録は具体的にとる
記録は具体的にとる
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
本屋さんに行くと、ダイエットに関するありとあらゆる本が並んでいます。
それだけ、世の中、やせたい願望が強いということなのでしょうね。
ところで、少し前に流行ったダイエット法の中に、記録式ダイエットというのがありました。
朝、昼、晩と何を食べたかを毎回記録することで、「自分は毎日こんなに食べているんだ」というのを自覚し、自然と食事の量が減る効果があると言われています。
家計簿も、毎日記録することで、「今月は出費が多いなあ」「3万円ぐらいはへそくりできそう!」ということが分かります。
その結果として「支出が減る」のが家計簿をつける最大の効果かもしれませんね。
資金繰り表も、毎月見直すことで
「先月は予想外に経費が膨らんだなあ」
「売上が減っているのになぜか残業代が増えている・・・」
というのが分かります。
その際、記録を取るコツは、
内容がきちんと分かるように具体的に記録する
ことです。
家計簿の食費の欄を見ても、主食、副食、嗜好品、外食というように分けて書きます。
会社で言えば、単に「事務消耗品費」として一括りにするのではなく、
- 鉛筆などの筆記用具
- 請求書などの用紙類
- コピー代金
のように、何に使ったが分かるように書くと、どこの費用を削ったらよいかが比較的分かりやすくなります。
この点に関しては、勘定科目が何かをあまり気にせず、
社員にとって分かりやすいかどうか
という観点から見直していただければと思います。
記録はまずは自分(自社)のためが最優先です。
しかし、実際には、記録だけではなかなか上手くいかないことがあります。
その点を次回お話したいと思います。
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