カツオの気持ち
カツオの気持ち
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
日曜日夕方の国民的な人気番組と言えば、
「サザエさん」
ですね。
その中で主人公のサザエさんより登場シーンが多いのは、弟のカツオ。
このカツオ。
元気が良くて、イタズラの天才ですが、勉強の方はちょっぴり苦手の様子。
テストの答案や通知表を家族の人にいかに見せないで済ませるか。
あの手、この手と毎回いがぐり頭をひねっています。
「まず、三期分の決算書を見せて下さい。」
これは銀行員時代に融資の申込があったお客様に言っていた言葉です。
また、独立した後も資金繰りのご相談があったお客様には、やはり決算書の提出をお願いしていました。
お金を借りる銀行に決算書を出すことはある意味致し方ありません。
しかし、口を出すけれど、お金を出さない会社に対し、会社の成績表とも言うべき決算書を見せるのは、経営者にとっては非常に抵抗感があることだったかもしれませんね。
カツオも通知表を波平さんに見せると、「バカもーん！」と怒られ、「もっと勉強しなさい」と小言を言われるのがイヤでなかなか成績を見せたがらない訳です。
もちろん、私は決算書を見せていただいても怒鳴ったりはしません（笑）。
しかし、成績表＝決算書と置き換えれば、「できれば成績表を見せたくない」というカツオの気持ちをきちんと理解していなかったのではないかと反省しています。
現在、弊社では、会社の中でお金をきちんと回していく仕組みを作るために、「資金繰り対策プログラム」をご提供しています。
最初の段階では決算書の提出は不要。
弊社からまず「15の質問」をお出し、その質問にお答えいただくことで、会社の資金繰りの骨格を明らかにしていきます。
そして、弊社からご提案する個別メニューにご納得いただいた場合のみ、決算書等の詳細な資料を拝見して次のステップに進んでいただくという流れです。
ただし、このスポットコンサルティング（個別面談）は有料（1回64,800円）です。
このため、いくら決算書を出さなくて良いとは言っても、いきなり費用を払って会社の大切な資金繰りについて相談することに抵抗感のある方も多いと思います。
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中小企業経営者が気軽に相談できる街の資金繰り相談室
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