広告宣伝は経費でなく投資|キャッシュフロー経営実践講座

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広告宣伝は経費でなく投資

広告宣伝は経費でなく投資

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

広告宣伝は経費でなく投資


電車の中のつり革広告。

テレビ番組や映画の宣伝、週刊誌の記事紹介、ビールやコーラの宣伝
といった全国展開しているものもありますが、中には、沿線にある
学校、新築マンション、百貨店、観光地を宣伝するものもたくさん載っています。


今朝乗った電車はちょっといつもと雰囲気が違うなあと思ったら、
京王線に乗り入れている都営新宿線の電車でした。

普段乗る京王線の電車の場合、新宿駅にある京王百貨店、
ミシュランでも評価の高い高尾山といった広告があるのですが、
今日は、市ヶ谷、九段下、神保町といった都心にある学校、会社の広告や
両国、月島、浅草のような下町関連の広告が目につきました。


通勤電車も規格統一化が進んでおり、私のような鉄道好きでもなければ、
乗った車両そのもの違いというのは気づかない方も多いかと思います。

しかし、車内のつり革広告はその車両を管理する会社よって
特徴にはかなり違いがあります。


今は車内でも携帯電話やスマートフォンに熱中している人が多いため、
つり革広告の宣伝効果が果たしてどのくらいあるのかは分かりません。

けれど、少なくとも電車という限られた場所を走る場合、
商圏がある程度決まっているビジネスでは
やはり沿線に関連した広告の方が効果が高いと思われます。


東京の電車で高尾山を宣伝すれば「次の休みは高尾山にでも」
と思う人を100人とすれば、同じ東京の電車で高野山を宣伝した場合
「明日は高野山に行こう!」と計画する人は、5人もいれば御の字
ではないでしょうか。


中小企業の場合も、大手企業ほどではないにせよ、
広告宣伝にお金を使っているかと思います。

しかし、中には事前の仮説設定事後の効果検証をほとんど実行しないまま、
広告宣伝をやったこと自体で満足して終わっているケースも散見されます。


以前「経費を投資に変える」という記事を書きましたが、

広告宣伝は本来投資として考えるべき項目

です。

電車のつり革広告のように地域で絞った方が良いものもあれば、
DMのように対象者をより絞らないと効果が出ない場合もあります。

  • 場違いな広告になっていないか
  • 費用対効果の小さい宣伝活動ではないか
  • はたして想定した結果は出たのかどうか

広告宣伝をやる時にはきちんと知恵を絞りましょう。


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