なでしこジャパンVSザックジャパン
なでしこジャパンVSザックジャパン
ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。
世界一になったなでしこジャパンが帰国。
報道も朝から晩まで優勝の余韻に酔いしれているという感じでした。
男子のサッカーは、監督が代わるたびに、ジーコジャパン、岡田ジャパン、ザックジャパンと呼び方が変わるのに対し、女子の場合は一貫してなでしこジャパン。
このことに関連して、昨日の日経新聞では
「男子があちこち“寄り道”している間になでしこは普遍のスタイルを掘り下げてきた」
とコメントしています。
男子に比べていろいろな条件が厳しい女子の方がよりリアリズムを獲得しやすいという指摘です。
大企業と中小企業を比べた場合、経営資源という意味では、中小企業が圧倒的に不利です。
したがって、中小企業の場合、いかに経営資源を得意分野に集中できるかが鍵を握っています。
この点、上手くいっている中小企業をよく見てみると、
- 首尾一貫しているもの
と
- 時代や環境の変化への対応力
の両方をたいがい備えています。
一方で、優秀な経営者に時々見られるのは、あっちもこっちもといろいろ手を出して、結局どれも中途半端に終わっているケース。
中小企業の場合、オーナー=経営者であることが多く、この点では上場企業に比べると、
中長期的な視野に立った経営がやりやすい
とも言えます。
なでしこジャパンのキャプテンの澤選手は日本代表になって18年目だとか。
多少時間がかかっても、大きく飛躍するためにはぶれない軸というのが大切な気がします。
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